目のクマ治療は皮膚科と美容皮膚科どっちがいい?メリット・デメリット

目の下のクマを隠す女性

一気に老けた印象に見えてしまう目の下のクマ、一刻も早くなんとかしたいですよね。

”目のクマを効率的に改善したい”となると、やはり皮膚科での治療が思い浮かぶのではないでしょうか。

しかし、

目のクマの治療には、どんな方法があるのか?
皮膚科と美容皮膚科はどっちが良いのか?
目のクマの治療には、保険は利くのか?

などなど、疑問や不安も尽きませんよね。

そこで今回は、目のクマの治療の方法と、皮膚科と美容皮膚科の違いや費用について、詳しく解説していきます。

あなたの目のクマは本当に治療が必要?

自力ケアをどんなに頑張っても解消しない目のクマも、皮膚科の治療によって解消する可能性はあります。

でもまずは、あなたの悩んでいるクマが本当に治療が必要なクマなのかどうか、きちんと確認しておきましょう。目のクマには、おもに3つのタイプがあると言われています。

目の下が青っぽくなっている青クマ

目のクマ(青クマ)

セルフケアで改善する可能性が高い

目の下が青っぽくなっている青クマは、目元の血行不良が原因です。そのため、睡眠を十分とるように意識したり、マッサージなどで血行を良くすることによって、セルフケアでの改善が期待できます。

青クマがなかなか改善しない場合は、生まれつき目の下の皮膚が薄いか、加齢によって皮膚のハリが衰えたり薄くなっているといったことが考えられます。そういった場合は、皮膚科や美容皮膚科での治療でないと改善は難しいでしょう。

目の下が茶色くくすんでいる茶クマ

目のクマ(茶クマ)

セルフケアでの改善は限界がある

目の下が茶色くくすんでいる茶クマは、擦りすぎや紫外線による色素沈着が原因です。改善のためには、紫外線対策や化粧品での美白ケア、ホームピーリングなどによって肌のターンオーバーを促すといったケアが有効です。

ただし、これらのケアには即効性は期待できないので、「できるだけ早く治したい」「セルフケアでは満足いく程度まで改善しない」という場合には、皮膚科・美容皮膚科での治療がおすすめです。

目の下が黒っぽく影になっている黒クマ

目のクマ(黒クマ)

セルフケアでは改善しない

目の下が黒っぽく影になっている黒クマは、目の下のたるみや膨らみ(脂肪)が発生し、影になっている状態です。たるみは重力に影響されるので、顔を天井の方へ向けるとクマが薄くなって見えます。たるみによるクマは、このようにしてチェックできますよ。

改善には、たるみによってできた凹みの部分を膨らませる方法と、ふくらみの原因である脂肪を取り除く方法があり、美容皮膚科などでの治療が必要です。
 

目のクマの治療ってどうやるの?

目のクマを改善する治療法は多数あります。クマの種類別に代表的に治療法を紹介していきますので、メリット・デメリットなどしっかりチェックしていきましょう。

青クマの治療法

青クマは、血行を促進させたり、薄くなっている皮膚にハリをもたせる治療法が一般的です。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸は、もともと私たちの体内に存在し、肌のうるおいやハリを保つような役割をしている成分です。そのヒアルロン酸を注入することによって、真皮の内側から肌を持ち上げ、ふっくらボリュームアップさせていきます。ダウンタウンがほとんどなく、手軽におこなえる治療法ですが、注入後は内出血などが表れる場合があります。

PRP療法

PRP療法

PRP療法とは、自身の血液から抽出した血小板を皮膚に注入して、肌の組織そのものを増やして若返らせる方法です。自身の血液を使用するので、安全な治療法でもあります。ヒアルロン酸のような即効性はありませんが、持続性が高いのが特徴です。

レーザー照射など

レーザー照射

目のクマに対しておこなう照射系の治療はいくつかあります。青クマには、ハリやリフトアップ効果のある「テノール」や、コラーゲンが増えることによってハリを取り戻す「ジェネシス」などが挙げられます。どちらも、緩やかな作用でダウンタイムは少ないですが、複数回の治療が必要になる場合があります。
 

茶クマの治療法

茶クマの色素沈着は、顔や体にできるシミと同じメカニズムで発生しているので、シミ治療に用いられる治療法が考えられます。

レーザー照射など

レーザー治療

肝班治療に使用される「スタックトーニング」は、色素沈着やくすみが集中してできた茶クマにも有効です。レーザーを用いた治療なので、軽く輪ゴムではじかれる程度の痛みがあり、かさぶたや内出血ができる場合もあります。

レーザーの他に、光を照射してメラニンを排出し、目のクマを改善する「ライムライト」がありますが、こちらは安全性が高く痛みやダウンタイムもほとんどありません。

ピーリング

ピーリング治療

ピーリング剤を用いて肌表面の古い角質を取り除き、新しい皮膚の再生を活性化させる治療法です。ピーリング化粧品で自宅でピーリングをおこなうこともできますが、皮膚科でのピーリングとホームピーリングとでは、ピーリング剤に含まれる成分濃度が異なるため、より高い効果を期待するのであれば、ピーリング治療がおすすめです。

ハイドロキノン

ハイドロキノンクリーム

美白効果が高く、「肌の漂白剤」とも言われるハイドロキノンの高濃度の塗り薬(外用薬)を用いた治療法です。濃度は皮膚科によって異なりますが、濃度が高くなる分、かぶれなどのトラブルも起こりやすくなるため、医師の指導のもと注意して使用する必要があります。
 

黒クマの治療法

黒クマの治療法は、おもに目の下が凹んでいる場合と、ふくらんでいる場合によって分けられます。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸を注入し、目の下のくぼみにハリをもたせてクマを目立たないように治療していきます。シワ取りとしても人気の治療法で、青クマよりも黒クマの改善に適しているとも言われています。

脱脂術

脱脂術

目の下の余分な脂肪を取り除く治療法で、特に黒クマに有効です。目の下の影が解消されてスッキリとした目元を生み出します。一昔前までは一般的とされていたメスを使った治療に比べると、傷口が見えずダウンタウンが少ない治療法です。脂肪を取り除くことで目の下がくぼんでしまう場合には、注入を併用する方が好ましいとされています。

脂肪溶解注射

脂肪溶解注射

目の下のふくらみ(脂肪)をメスを使用せずに、脂肪を溶解する成分を注射してふくらみを取り除いていきます。脂肪を一度に除去する脱脂術とは異なり、徐々に減少させていくため、複数回の治療が必要になりますが、ダウンタイムはほとんどありません。
 

皮膚科と美容皮膚科どちらへ行くべき?

皮膚科

「皮膚科」と一口に言っても、一般皮膚科と美容皮膚科があります。目のクマを治療したいと思った場合、どちらの皮膚科に行けばいいのでしょうか?

クマ治療なら美容皮膚科へ

一般皮膚科とは、基本的に皮膚の病気を治すところです。対して、美容皮膚科は、健康上は治療の必要はないものの、美容目的で受ける「見た目」の治療になります。そのため、一般皮膚科で治療できるクマは限られてきます。

一般皮膚科で治療できるクマは限られる

茶クマ(色素沈着)
…アトピー性皮膚炎などの皮膚病・アレルギー・外部からの刺激によって目を掻いたり擦ったりしてできた茶クマ(色素沈着)に対して、ハイドロキノンやグルタチオンなどの薬の処方による治療をおこないます。

美容皮膚科は治療法の選択肢が広い

美容皮膚科のイメージ

目のクマは、青・茶・黒のクマが単体で起こっているだけではなく、それぞれが複合的に発生している場合も多いと考えられます。どんな原因のクマでも、原因が複数にまたがっていることがあるため、それらに幅広く対応ができ、治療法の選択肢も広い美容皮膚科が目のクマ治療には最適です。アトピーやアレルギーなどの皮膚トラブルがないようであれば、目のクマの治療は美容皮膚科でおこなうのがベストでしょう。

 

目のクマの治療で保険は利く?

目のクマ治療の費用

皮膚科や美容皮膚科での治療となると、やはり気になるのが費用ですよね。どれくらいの費用が必要になるのかという目安と、保険の適用について解説していきます。

目のクマの治療相場

美容皮膚科での目のクマの治療は、美容目的となるため自費診療となり、保険は利きません。自費診療の料金は、病院が自由に設定できるため、クリニックによって費用が異なります。参考までに平均的な価格をご紹介します。

治療名 価格 適応
ヒアルロン酸注射 5~10万円程度(1本1cc) 青クマ・黒クマ
レーザー照射 2~5万円程度(1回) 青クマ・茶クマ
PRP療法 5~40万円程度(1回) 青クマ・黒クマ・茶クマ
脱脂術 10~30万円程度(1回) 黒クマ
脂肪溶解注射 5万円程度(1回) 黒クマ
ピーリング 5千円~1万円程度(1回) 茶クマ・黒クマ
ハイドロキノン 2千円~(5g) 茶クマ

保険が適応されるクマ治療って?

目の下のたるみが影となり、それによってできる黒クマは、場合によっては保険適用になります。

黒クマの一部は保険適用になることも

保険適応のクマ治療

厳密に言うとクマの治療ではなく、「眼瞼外反(がんけんがいはん)症」という下まぶたが外側にひっくり返っている(あかんべーをしているような)状態を治す治療法ですが、この症状を伴う黒クマの場合、「眼瞼外反修正術」という施術によって目のクマを改善することが可能です。ただし、この判断は医師によるので、必ずしも保険適用で受けられるとは限りません。
 

セルフケアで目のクマを改善する方法

目のクマの治療に保険が適用されないとなると、クリニックでの治療に対してハードルが高いと感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。治療ほどの即効性は期待できませんが、セルフケアで目のクマを改善する方法をいくつかご紹介します。

目のクマに効くツボ押し

目のクマに効くツボ押し
青クマにおすすめ

目のまわりのツボを押して血行を良くすることによって、目の下が青く淀んで見える青クマを解消します。

洗顔後のスキンケア後に「3秒押して離す」を1セットとして、各3~5セットおこなうのがおすすめです。普段のスキンケアに、ツボ押しを取り入れて目のクマを解消しましょう。

目のクマ 消す方法 ツボ01

①目頭寄りのツボ(睛明/せいめい)

左右の目頭よりも少し鼻側にあるくぼみ

目のクマ 消す方法 ツボ02

②目の下の部分のツボ(四白/しはく)

黒目の真下の頬骨のあたりから、指幅1~1.5本分下にあるくぼみ部分

目のクマ 消す方法 ツボ03

③目尻付近のツボ(救後/きゅうご)

左右の目尻から4分の1くらい目頭側に入ったところ。頬骨のふちあたり。

 

美白化粧品で目のクマをケア

美白化粧品のイメージ
茶クマにおすすめ

色素沈着が原因の茶クマには、美白化粧品でのケアが有効です。目のクマをケアしながら、シミ・そばかすなども予防できますよ。使用する際は、美白成分がきちん含まれている化粧品を選ぶようにしましょう。

【おすすめの美白成分】

アルブチン
…シミの元となるメラニンを生成する働きを阻害する

ビタミンC誘導体
…メラニンを生成する元となるチロシナーゼを抑制したり、老化予防やニキビの炎症を抑える

ハイドロキノン
…美容皮膚科などでシミ治療として処方される美白の効果の高い薬剤

 

★おすすめ成分配合の美白化粧品

アンプルール[ラグジュアリーホワイトシリーズ]
アンプルール[ラグジュアリーホワイトシリーズ]
皮膚の専門家が開発した美白化粧品「アンプルール」。

美白有効成分のハイドロキノン誘導体(アルブチン)ビタミンC誘導体が配合された薬用美白美容液にくわえ、安定型のハイドロキノン配合のスポット集中美容液のWケアで、顔全体のくすみやガンコな色素沈着への効果が期待できます。

お試し用は↓↓
ラグジュアリーホワイト トライアルキット
6,500円相当⇒1,890円(税込)

アンプルールを使った方の口コミ

良い口コミ
  混合肌
即効性がありました
★★★★★
【20代/女性】
数日で頬の赤みや、全体的なくすみがなくなってきた感じです。
ハイドロキノンの安全性を高めたハイドロキノン誘導体によって一日中美白ができているので、効果が感じやすいみたいです!
即効性がほしい!という方にオススメしたい美白美容液だな~と感じました。

 

良い口コミ
  敏感肌
肌のトーンが変わりました
★★★★★
【30代/女性】
シリーズ使いで使用して数日で肌のトーンが変わり、気に入って使っています。
肌のなじみがよく、べたつかずに潤いが残るところも良いです。

 

気になる肌への刺激は?

ハイドロキノンといえば、効果が高いといわれている分、肌への刺激が気になるところですよね。

「アンプルール」では、ハイドロキノンをマイクロカプセル化したことによって、浸透パワーとスピードがコントロールできるようになり、ハイドロキノンが一気に肌に触れないため、肌への刺激も低減されているそうです。

使い心地が気になる方や、はじめての方は現品購入ではなく、ラグジュアリーホワイト トライアルキットで一度お試ししてみるのがおすすめですよ。

 

目のクマ改善トレーニング

目のクマ改善トレーニング
黒クマにおすすめ

目の周辺の筋肉(眼輪筋)を鍛えて目の下のたるみによる黒クマを軽減していきます。

【眼輪筋トレーニング】

1. 目尻を外上方に引っぱって目を閉じて5秒間キープ

2. 目尻を外下方に引っぱって目を閉じて5秒間キープ

3. これを5回ほど繰り返します。

 

目のクマに良い食べ物

クマに良い食べ物
青・茶・黒クマにおすすめ

青・茶・黒それぞれのクマは、原因が異なるため、おすすめの食べ物も変わってきます。

青クマは血行不良を改善する食べ物を、茶クマは美白効果のある食べ物を、黒クマはエイジングケアの効果がある食べ物を積極的に摂取するように心がけましょう。おすすめの食べ物は以下の通りです。

青クマ 根菜類(ショウガ、レンコン、ゴボウ、ゆり根など)
青魚類(イワシ、サバ、マグロ、アジ、サンマ、カツオ、ブリなど)
茶クマ 緑黄色野菜(かぼちゃ、ブロッコリー、にんじん、ピーマン、パプリカ、ほうれん草、チンゲン菜、小松菜、トマト、モロヘイヤなど)
黒クマ 発酵食品(納豆、味噌、しょうゆ、ヨーグルト、キムチ、漬物、塩麹など)

 

美容鍼灸という選択肢もある

目のクマの治療法は、セルフケアや美容皮膚科での施術だけではありません。最近、注目を集めているのが「美容鍼灸(しんきゅう)」です。

美容皮膚科が西洋医学なら、美容鍼灸は東洋医学です。原因を取り除いて症状を改善させるのが西洋医学、人間の自然治癒力を高めることで改善させるのが東洋医学の考えです。美容鍼灸とは、鍼(はり)を刺すことでツボに刺激を与え、肌の修復機能・免疫機能を回復させていく治療法です。

美容鍼灸で目のクマを解消

美容鍼灸

美容鍼灸は、肌の血行改善やハリを復活させる効果があるため、クマの中でも、血行不良による青クマや、たるみが原因の黒クマに向いています。

鍼の効果は1~2週間ほど継続するので、2週間に1回通うようにすると良いでしょう。価格は、1回1万円程度に設定されているクリニックが多いようです。

青・黒クマにおすすめ

複合的な原因によるクマの治療や、より早く効果を出すことができるのは美容皮膚科です。対して、じっくりと肌の調子を改善することで、目のクマを解消するのが美容鍼灸やセルフケア。どの治療法が自身に合っているのか検討してみてくださいね。
 

どうしても改善しないクマは治療に頼ってみて!

クマ治療のまとめ

目のクマの改善方法について、美容皮膚科での治療や、自宅でできるセルフケア、美容鍼灸まで解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

目のクマにはいろんなタイプがあり、それによって適している治療法が異なるため、自身のクマに合った対策をおこなうことが重要です。

今までいろんな方法を試したにも関わらず、どうしてもクマが改善しないという場合は、複合的な治療が受けられる美容皮膚科に頼ってみても良いかもしれません。