外からだけじゃなく、体の内側からもケアしたいので、シミに効く食べ物が知りたいです。
【A】シミに効くビタミンが豊富に含まれている食べ物がおすすめです。
シミを消すには抗酸化物質!
酸化=老化
紫外線などが肌の中で活性酸素を生み出して、シミやシワの原因をつくります。さらに活性酸素は、細胞やDNAを傷つけ、老化が進みます。
それを防いでくれるのが抗酸化物質です。
シミを消すための対策として、抗酸化力の高い「ビタミンC、ビタミンE、β-カロテン(ビタミンA)」が多く含まれている食べ物がおすすめです。
ビタミンC
肌に良い成分としてよく知られるビタミンCですが、「ビタミンC=果物」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
もちろんそれも間違いではありませんが、果物は体が冷えてしまったり、糖分が多いのが気になります。
野菜にもビタミンCが豊富なものがたくさんあるので、果物だけではなく野菜からビタミンCを摂るように意識しましょう。
ビタミンCは野菜から
普段の献立の中に取り入れやすい「野菜」からビタミンCを摂取するのがおすすめです。
特にこれらの野菜には、ビタミンCが豊富に含まれているので、積極的に摂取するように心がけましょう。
・パプリカ
・ピーマン
・カリフラワー
・ブロッコリー
・レンコン
・キャベツ
・じゃがいも
ビタミンCは熱に弱い?
ビタミンCは熱に弱く調理の際に壊れてしまう、と聞いたことがありませんか?
ビタミンCは水溶性ビタミンのため、水に溶けやすく、熱に弱いという特徴がありますが、調理方法を工夫することでビタミンCを残すことができます。
そこで、加熱調理する際の簡単なポイントをご紹介します。
ビタミンCは水に溶けやすいため、茹でて加熱調理すると、茹で汁にビタミンCが流れ出てしまい、電子レンジの時と比べるとビタミンCの残存量が少なくなってしまいます。
野菜をラップなどで包んで、電子レンジで加熱すると時短にもなっておすすめです。
アクが気になる野菜を電子レンジで加熱する場合は、加熱後に冷水につけてアク抜きをすると良いでしょう。
熱に弱いビタミンCをできるだけ壊さないように調理するためには、加熱時間を短くするのがポイントです。
短時間で野菜が加熱できる電子レンジであっても、一度に大量の野菜を加熱しようとすると、加熱時間が長くなってしまうので「少量ずつを短時間で」おこなうようにしましょう。
ビタミンCは足りてない?
食事摂取基準によると、ビタミンCの推奨量は成人以上の男女ともに「100㎎/日」となっています。
これは、ブロッコリー1食分やイチゴ5~6個分です。これなら、簡単に必要量を摂取できる気がしますよね。
しかし、シミを消すための美白的な観点からすると、ビタミンCの理想的な摂取量は、この何倍にもなるといわれています。
ビタミンCをたくさん摂ると乳酸菌を増やしてくれたり、便をやわらくしてくれる効果があるため、便秘にも良いといわれています。
しかし、ビタミンCを摂り過ぎると下痢を引き起こしてしまうこともあるので、体と向き合いながら上手に摂取していきましょう。
ビタミンCを果物で
果物からビタミンCを摂取するなら、イチゴやキウイフルーツがおすすめです。
ビタミンCといえば、レモンなどの柑橘類が真っ先に頭をよぎりますが、ビタミンCが豊富なレモンや柚子は、おもに果汁として使用されることが多く、一度に摂れる量も限られるため、思ったほど効果的ではありません。
イチゴは、中くらいのサイズのものなら5~6個食べるだけで必要なビタミンC摂取量(100㎎/日)を摂ることができるので、旬の時期には積極的に摂りたい果物のひとつです。
出典:厚生労働省ホームページ (http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/syokuji_kijyun.html)
ビタミンCをサプリメントで
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β-カロテン(ビタミンA)
β-カロテンは、体内で必要な量だけがビタミンAに変換され、残りは活性酸素を除去し、免疫力を高めてくれます。
β-カロテンとビタミンAは、本来は別物ですが、どちらも抗酸化力が高く、また似通った食べ物に含まれていることが多いので、まとめて覚えておくと良いかもしれません。
β-カロテンは緑黄色野菜から
β-カロテンを豊富に含む野菜のことを緑黄色野菜といいます。
つまり、当たり前の話ですが、緑黄色野菜を摂ることで、β-カロテン(ビタミンA)を摂取することができます。
・ニンジン
・ほうれん草
・かぼちゃ
・小松菜
・チンゲン菜
・ニラ
・しそ
これらの野菜は一例です。ご自身の好きな緑黄色野菜があれば、是非そちらを積極的に献立に取り入れてみてください。
β-カロテンは油脂との相性が◎
β-カロテン(ビタミンA)は、油脂と食べると吸収が良いため、油を使って調理することによって効率的に摂取することができます。
野菜炒めや、ほうれん草のバター炒め、油分の多いゴマなどで和えるのもおすすめです。
ビタミンE
ビタミンEもまた抗酸化力の強い栄養素で、若返りのビタミンとも呼ばれているほどです。
ビタミンCとは異なり、ビタミンEは脂溶性ビタミンなので、油に溶けやすく、油脂と摂るとより効率的に摂取できます。
ビタミンEは魚介類や種実類から
・イクラ
・あゆ(養殖)
・にじます
・うなぎ
・アーモンド
・かぼちゃ
・アボカド
ビタミンEは、ひまわり油などの植物油やマーガリンにも豊富に含まれていますが、食材として取り入れやすいものは上記の通りです。
調理の際に、ビタミンEの豊富な植物油などを使用してみるというのも良いでしょう。
ビタミンEを上手にとるコツ
これまで紹介したビタミンC、ビタミンA、ビタミンEは、「ビタミンACE(エース)」と呼ばれる抗酸化力の強いビタミンです。
ビタミンCは水溶性ビタミン、ビタミンAとEは脂溶性ビタミンで、体内ではそれぞれ異なる持ち場で活性酸素から体を守ってくれます。
そのため、数種類の野菜を植物油で炒めるなどして、それぞれのビタミンを豊富に含む食べ物と一緒に摂るとより効果的です。
シミを消す食べ物はビタミン豊富な野菜
シミを消すための対策としては、シミのもとをつくらせない抗酸化物質であるビタミン豊富な野菜を積極的に摂取するのがおすすめです。
食べ物は、肌に対してすぐには効果があらわにくいかもしれませんが、私たちの体は食べたものでできています。野菜を上手に取り入れたバランスの良い食事が美肌の元になることは間違いありません。
美白化粧品だけでは効果が分かりづらいという方は、内面とともに改善していくと相乗効果が期待できるかもしれません。