コーセーの「米肌」といえば、”ライスパワーNo.11”という米の発酵パワーで美肌に導いてくれるという人気のシリーズです。
しかし米肌には、乾燥やくすみに良いという「肌潤」と、シミ・そばかすに効くという「澄肌」というラインアップがあり、どちらのケアにも興味のある私としては、購入を迷っていました。
しかし公式サイトをよく調べてみると、どちらもお試し用のトライアルセットがあるということが発覚!
そこで、肌潤の「潤い体感セット」と澄肌の「澄肌美白お試しセット」の両方を実際に試して、使い心地や効果を比較してみることにしました!
●肌潤石鹸(15g)
●肌潤化粧水(30ml)
●肌潤改善エッセンス(12ml)
●肌潤クリーム(10g)
●肌潤化粧水マスク(1枚)[非売品]
米肌 潤い体感セット
1,500円(税込)&送料無料
●肌潤石鹸(15g)
●澄肌美白化粧水(30ml)
●澄肌美白エッセンス(12ml)
●肌潤ジェルクリーム(10g)
●澄肌CCクリーム(各色4回分)
米肌 澄肌美白お試しセット
1,500円(税込)&送料無料
※澄肌美白は、2019年3月1日より肌潤美白としてリニューアルされています。この記事の使用アイテムは、「澄肌美白」となります。
米肌の口コミ
米肌の潤いケアと美白ケアを実際に使用した方の口コミをそれぞれ調べてみました。
潤いケアの口コミ
★★★★☆
高級メーカーのトライアル後だったからか、化粧水をつけた後のもっちり感が全然ない!笑
全てつけ終えた後にベトベト感がないのは好印象だけど、乾燥しそうだなあと思いながらも続けた2週間。
いつもお風呂上がりは、すぐ肌が乾燥するから焦りながら化粧水をつけるのに、こちらにしてからしっとり感が続いている事に気付きました。
朝もベタつきゼロ!日中もお昼にはテカテカだったのに、それがなくなってビックリ。
化粧水をつけた後は、物足りない感じがあるのですが、肌の中から潤ってる感じがあります。匂いもないし、とても気に入りました^^
(楽天市場より)
毛穴が改善されてきたかも
翌朝のお肌がもっちりしてる
美白ケアの口コミ
★★★☆☆
傷跡がシミになってしまった部分に効果を期待して購入しました。
使っていくと、茶色かったシミがピンク色になってきました。
トライアルセットを先日使い終わりましたが、シミはピンク色のままなので、傷跡が消える用の塗り薬を塗りたいと思いますが、シミの色を薄くするという部分では効果があったように感じられたので良かったです。
(楽天市場より)
ツヤと透明感が出てきた
くすみ一掃&お肌しっとり
米肌を実際に使ってみました
さっそく、米肌のライスパワーを体感するべく、「潤い体感セット」と「澄肌美白お試しセット」を取り寄せてみました。どちらも注文から4日程で届きました。
★米肌のトライアルセット中身
こちらが米肌の【潤い体感セット】と【澄肌美白お試しセット】の中身です。
①洗顔石鹸
(潤いセット:肌潤石鹸、美白セット:肌潤石鹸)
②化粧水
(潤いセット:肌潤化粧水、美白セット:澄肌美白化粧水)
③美容液
(潤いセット:肌潤改善エッセンス、美白セット:澄肌美白エッセンス)
④クリーム
(潤いセット:肌潤クリーム、美白セット:肌潤ジェルクリーム)
上記の4点が基本的なセット内容になっていて、あとは時期によってプレゼントがついてくるようです。今なら、潤いセットには「肌潤化粧水マスク(1枚)」、美白セットには「澄肌CCクリーム(各色4回分)」がついてきます。
これらのセット内容の14日分の米肌がどちらも1,500円(税込)&送料無料で試すことができました。
それぞれの使用感や効果について、比較レビューしていきます。
・30代女性
・混合肌(Tゾーンはテカりやすく、目元や口元は乾燥しやすい)
・左頬のシミが気になる
※参考までに体験者の私の情報を掲載しています。
①米肌の洗顔石鹸
★STEP1
まずは、米肌の洗顔石鹸からスタートです。
泡立ちが良いと専ら評判の良い米肌の洗顔料ですが、こちらは【潤い体感セット】も【澄肌美白お試しセット】も同じものが入っていました。
商品名 | 肌潤石鹸 |
---|---|
価格 | 3,500円(税抜) |
分類 | 化粧品 |
1.手のひらと顔をぬらしてから、両手のひらでたっぷりと泡立てます。
2.泡をクッションにしながら、手のひら全体で軽くらせんを描くようにやさしく洗顔し、十分にすすぎます。
3.使用後は、泡と水気をよく切って保管しましょう。
米肌の肌潤石鹸の泡立てのコツ
もっちり濃密な泡がつくれるという米肌の肌潤石鹸ですが、口コミを調べてみると、「泡立てが上手くいかない」という口コミもちらほら見かけました。
どうやら濃密泡をつくるためには、泡立てのコツがあるようで、実際に私がその方法で泡立てると簡単に濃密泡をつくることができました。ということで、コツをご紹介しますね。
濃密泡をつくるカギは、”水分量”です。
泡が大きくなるまで水を少しずつ足していくのがポイントなのだとか。
水を足しながら石鹸をこすると、泡立てネットなしでもこんなに大量の泡ができました。多量の泡をつくるコツは、大きく空気を含むようにこするのがポイントです。
泡が手のひらいっぱいになったら、もう水は加えずに、泡を細かくこすり続けます。
すると最後には、クリーミーでキメの細かい濃密泡ができあがりました。
泡立てのコツをしっかり抑えると、泡立てネットなしでも十分に濃密泡が作れます。実際、石鹸の泡立ちが良くなかった場合は、泡立てネットを使用するつもりでいたのですが、今回は出番なしでした。
このたっぷりの泡がとても気持ちが良くて、余分な皮脂をしっかり落としながらも、摩擦刺激の少ない洗顔ができるので、米肌の洗顔石鹸はわたし的には高ポイントでした。
②米肌の化粧水
★STEP2
続いては、米肌の化粧水です。
化粧水からは、【潤い体感セット】【澄肌美白お試しセット】それぞれ別のアイテムがラインアップされていますので、ここからしっかり比較していきたいと思います。
潤いセット | 美白セット | |
---|---|---|
商品名 | 肌潤化粧水 | 澄肌美白化粧水 |
価格 | 5,000円(税抜) | 5,500円(税抜) |
分類 | 化粧品 | 医薬部外品 |
有効成分 | – | ビタミンC誘導体 |
米肌の化粧水を比較
化粧品を使用する際に気になるのが、「テクスチャー」「におい」「使用感」などではないでしょうか。ということで、米肌の潤いセットと美白セットにおいて、この3点を比較していきます。
潤:透明でさらさらだけど、若干とろみあり
美白:乳白色でさらさら
<におい>
潤:かすかなアルコール臭
美白:かすかなアルコール臭
<使用感>
潤:保湿力が少しある
美白:さらさらとしたつけ心地
潤=潤いセット、美白=美白セット
潤いセットの方は、さすが潤い体感というだけあって、とろみのあるテクスチャーで保湿力も美白セットのものより高く感じました。
においは、ほとんど気にならない程度でしたが、注意深く気にしていると、かすかなアルコール臭を感じました。
使用感としては、化粧水をしっとり使い方は潤いセット、さっぱり使いたい方は美白セットが向いてそうです。
③米肌の美容液
★STEP3
続いては、米肌の美容液です。
米肌シリーズのそれぞれのラインの中でも、特に美容効果に期待がもてるのが美容液です。その証拠に、潤いセットの美容液も、美白セットの美容液もどちらも医薬部外品になっています。
潤いセット | 美白セット | |
---|---|---|
商品名 | 肌潤改善エッセンス | 澄肌美白エッセンス |
価格 | 7,000円(税抜) | 8,000円(税抜) |
分類 | 医薬部外品 | 医薬部外品 |
有効成分 | ライスパワーNo.11(米エキスNo.11) | ビタミンC誘導体 |
化粧品は、医薬品医療機器等法(旧薬事法)によって「化粧品」と「薬用化粧品(医薬部外品)」に分類されますが、中でも”人体に対する作用が緩和なもの”が化粧品です。対して、薬用化粧品は、化粧品の期待効果に加えて、美白やニキビ予防などの効果をもつ有効成分が配合され、化粧品と医薬品の中間的な「医薬部外品」に位置づけられています。
大きな違いは、医薬部外品には”認定された有効成分が規定量配合されている”という点です。
米肌の美容液を比較
潤:乳白色で水分量の多いゆるめのテクスチャー
美白:白くて水分量の多いテクスチャー
<におい>
潤:発酵臭のような少しツンとくるにおい
美白:ほとんど感じない
<使用感>
潤:塗り広げると水のようになって肌なじみが良い
美白:伸びが良く、肌になじむ
潤=潤いセット、美白=美白セット
美容液は、どちらも肌なじみが良く感じましたが、強いて言えば、潤いセットの方がテクスチャーがゆるい分、肌の上でスーッと浸透していくような感覚がありました。保湿力が高いと感じたのも、潤いセットの方です。
美容液は、使用感うんぬん以上に美容効果が期待できるものなので、どういった効果を期待するかによって選ぶ方が良さそうです。配合されている成分や美容効果については、後の項目で詳しく解説していきます。
④米肌のクリーム
★STEP4
さいごは、米肌のクリームです。
今回、比較した中では、使い心地などの違いを一番感じたのがクリームでした。
潤いセット | 美白セット | |
---|---|---|
商品名 | 肌潤クリーム | 肌潤ジェルクリーム |
価格 | 5,000円(税抜) | 5,000円(税抜) |
分類 | 化粧品 | 化粧品 |
米肌のクリームを比較
潤:一般的なクリームタイプ
美白:クリームにしてはゆるめのぷるぷるとしたテクスチャー
<におい>
潤:ほとんど感じない
美白:ほとんど感じない
<使用感>
潤:肌が包まれている感じがある
美白:伸びがよく、うるおう感じがある
潤=潤いセット、美白=美白セット
クリームは、まずテクスチャーが全然違います。潤いセットの方は、こっくりとしたテクスチャーでいかにもクリーム!といった感じでニベアなどがイメージに近いです。一方の美白セットは品名にも”ジェルクリーム”とあるように、水分量多めでぷるぷるのクリームでした。
テクスチャーが違うので、使用後の肌も異なります。潤いセットは、保湿力というよりも、それ以上に肌が保護されているような状態になりました。美白セットの方は、ジェルのような使い心地なので、お肌がぷるぷるになるような感覚がありました。
乾燥が気になる冬は潤いセットのクリームが、ベタベタしなくない夏場には美白セットのクリームが向いているかもしれませんね。
ライスパワーとは?米肌の成分を比較
ライスパワーとは?
唯一の有効成分
「ライスパワーNo.11」とは、医薬部外品の効能として「水分保持能を改善できる」と認められた唯一の有効成分です。
つまり、最強の保湿成分とも言われるセラミドを生み出す力をもっているということ。セラミドは、もともと肌にある成分ですが、加齢とともに減少することによって、肌のキメが乱れ、毛穴や小ジワ、シミといった肌悩みにつながります。
肌の水分量を増やす
肌あれを防止する
成熟した角層細胞を作り出す
弾力をアップさせる
肌のキメを整える
乾燥による小ジワが目立たなくなる
セラミドが水分を抱えてうるおいに満ちた肌は、キメが整って透明感が生まれ、毛穴も目立ちません。
美白ケアの有効成分
一方、米肌の美白セットには、また別の有効成分が配合されています。それが、美白有効成分の「ビタミンC誘導体」と、肌荒れに効く「ビタミンE誘導体」です。
ビタミンC誘導体
美白ケアには欠かせないと言っても過言ではないのがビタミンC誘導体です。美白成分の中ではその歴史も深く、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぎ、曇りのない肌へと導いてくれます。
ビタミンE誘導体
薬用成分であるビタミンE誘導体は、肌荒れを防いで透明感のある健やかな肌へ整えてくれます。
米肌を使った感想
米肌を使用した体験を元に、その効果を検証してみました。
肌の水分量・油分量・弾力をチェックできる”スキンチェッカー”を使って肌の状態をチェックしていきます。
米肌の美白ケア
やはり、シミが気になる私としては、米肌の「澄肌美白」が気になり、こちらから使用してみることにしました。
米肌(美白ケア)1日目
米肌の美白セット使用1日目の肌をスキンチェッカーで測定した結果がご覧の通りです。
弾力:非常に悪い(5段階中の最下位)
水分量:29%
油分量:44%
弾力:良い(5段階中の2番目)
水分量:46%
油分量:30%
やはりスキンケア後は、水分量・油分量のバランスがグンと良くなりますね。数値としては逆転以上ですが、それにしても洗顔後の肌の弾力が”非常に悪い”というのが気になります。
米肌(美白ケア)14日目
米肌の美白セットを14日間使用し続け、14日目の肌を再度チェックしました。
弾力:普通(5段階中の真ん中)
水分量:37%
油分量:24%
弾力:良い(5段階中の2番目)
水分量:49%
油分量:32%
1日目と14日目の肌状態を比べると、以下の通りです。
洗顔後 | 弾力 | 水分量 | 油分量 |
---|---|---|---|
1日目 | 非常に悪い | 29% | 44% |
14日目 | 普通 | 37% | 24% |
スキンケア後 | 弾力 | 水分量 | 油分量 |
---|---|---|---|
1日目 | 良い | 46% | 30% |
14日目 | 良い | 49% | 32% |
洗顔は、洗浄成分によって肌の汚れや皮脂を落とす行為なので、洗顔後はどうしても肌が乾燥してしまいます。上記の表の1日目を見ると、私の場合は洗顔後の油分量がすごく多くなっています。これは、肌の乾燥を補おうとして油分が過剰に出ている状態で、まさに脂性肌の特徴でもあるようです。
しかし、米肌の美白セットを14日間使用した後は、洗顔後の水分量と油分量のバランスが格段に良くなっています。14日間、米肌でケアしたことによって、肌の中がうるおいで整い、肌本来の保湿力までもがアップした証拠ですね。
米肌の潤いケア
続いて、「潤い体感セット」をチェックしていきます。
米肌(潤いケア)1日目
米肌の潤いセット使用1日目の肌をスキンチェッカーで測定した結果がご覧の通りです。
弾力:普通(5段階中の真ん中)
水分量:38%
油分量:25%
弾力:良い(5段階中の2番目)
水分量:44%
油分量:29%
水分量も油分量も、数パーセントずつアップしているのが分かります。
米肌(潤いケア)14日目
さらに、米肌の潤いセットを14日間使用し続け、14日目の肌を再度チェックしました。
弾力:普通(5段階中の真ん中)
水分量:39%
油分量:26%
弾力:良い(5段階中の2番目)
水分量:48%
油分量:31%
1日目と14日目の肌状態を比べると、以下の通りです。
洗顔後 | 弾力 | 水分量 | 油分量 |
---|---|---|---|
1日目 | 普通 | 38% | 25% |
14日目 | 普通 | 39% | 26% |
スキンケア後 | 弾力 | 水分量 | 油分量 |
---|---|---|---|
1日目 | 良い | 44% | 29% |
14日目 | 良い | 48% | 31% |
こうやって見てみると、1日目と14日目ではほとんど変化なしです。しかし、それもそのはず、潤いセットを使用する前に、米肌の美白セットを使ったばかりだったので、最初から肌状態が良過ぎたのだと思います。
数値としてはほとんど表れていませんが、使用感としては私には美白セットの方が合っていると感じました。潤いセットは、保湿が強すぎて冬の使用であったにも関わらず、ちょっと重く感じてしまうほどでした。私としては、美白セットで十分保湿ができるし、そのうえビタミンC誘導体などのシミに効く有効成分まで配合されているので、保湿ができるシミ対策として美白セットが特におすすめだと感じました。
楽天で買える?お得に購入するには?
米肌をお得に購入できる方法についてもチェックしてみました。
Amazonで購入できる?
amazonでも米肌のトライアルの取り扱いがありました。「潤い体感セット」も「澄肌美白お試しセット」もどちらも購入が可能です。価格も公式サイトと同様の1,500円(税込)でした。ただし、送料が別途540円~かかるようです。公式サイトでは送料無料なので、こちらだと割高になってしまいます。(2017年12月現在)
楽天で購入できる?
楽天でも米肌の「潤い体感セット」と「澄肌美白お試しセット」のどちらも取り扱いがありました。しかし、こちらもアマゾンと同様に、トライアルの価格は公式価格と同じ1,500円(税込)ですが、送料別となっていましたので割高です。(2017年12月現在)
公式サイトがお得!
上記のことからも、米肌をお試しするなら、公式サイトの利用が一番おすすめ&安心です。
米肌の公式サイトでは、14日間の【潤い体感セット】と【澄肌美白お試しセット】のどちらも送料無料の1,500円(税込)でお得にお試しすることができます。
さらに、米肌の公式サイトで類似品への注意の呼びかけもされていることから、類似品が多いことも予想されます。米肌の購入は、正規の公式サイトがやはりおすすめです。
潤い体感セット
澄肌美白お試しセット
米肌はこんな人におすすめ
米肌の「潤い体感セット」と「澄肌美白お試しセット」を実際に使い比べてみた結果、前者は特に保湿不足による肌悩み(毛穴・小ジワ・くすみ)へ対するアプローチが強く、後者は徹底的に美白をケアするものだということが改めて分かりました。
これらのことから、この2つのシリーズは、特に以下のような方におすすめのアイテムだと思います。
年齢とともに毛穴や小ジワが気になってきた
乾燥しないための高保湿ケアがしたい
乾燥肌や敏感肌の方
小ジワ以上にシミ・そばかすが気になる
美白ケアと保湿ケアをある程度両立したい
脂性肌や混合肌の方